暖かくなった。今日は久しぶりの休日で昼まで寝ていた。
雷が鳴ったかと思うと陽がさして明るくなったり,曇り空になったり,これこそ春らしい落ち着かない日である。風,雨,花,そして鬱。
頼山陽の七絶を思い出して,また引っ張りだして読んだ。
嵐山ニ遊ブ 春風吹雨過西溪 溪上游人路欲迷 女伴相呼聯袂去 紅裙半濕落花泥 春風,雨ヲ吹キ,西溪ヲ過ギ,溪上ノ游人,路ニ迷ハント欲ス。 女伴アヒ呼ビ,袂ヲ聯ネテ去キ,紅裙ナカバハ濕ル,落花ノ泥。
泥に落ちた桜の花瓣がほのかな色気を放つ。中村真一郎著『江戸漢詩』 p.122。

