テニスの試合に敗れたということで、上の息子が丸坊主になった。妻が金曜日、仕事から帰宅した際、ぬっと坊主頭が暗闇に現われたときは、変質者でも忍び込んだのかと一瞬血が氷ついたらしい。家族皆から頭をなでられて「いい気持ち」とからかわれている。最近ではサッカーの高原選手や久保選手が精悍な坊主頭で侍風の凄みをきかしていて、丸坊主もかつての軍国的千篇一律を感じさせない、ひとつのスタイルになっている。スキンヘッドもイタリア風の現代的ファッションである。まあ坊主頭もなかなか乙である。
金曜日の深夜、NHK-BS で昨年大晦日のベルリン・フィル・ジルベスター・コンサートが放映されていた。すべてモーツァルトのプログラムで、『フィガロの結婚』序曲、ピアノ協奏曲 9 番、交響曲プラハ、『フィガロの結婚』フィナーレ、アンコールはモテット『アヴェ・ヴェルム・コルプス』というものだった。指揮はサイモン・ラトル。とくにエマニュエル・アックスの独奏によるコンチェルトがよかった。土曜日さっそく川崎のタワーレコードに行って、このピアノ協奏曲とモテットのレコードを買ってしまった。
ピアノ協奏曲第 9 番 K. 271 はパトリック・コーエンの指揮とフォルテピアノ独奏、アンサンブル・バロック・ド・リモージュの管弦楽、モテット『アヴェ・ヴェルム・コルプス』 K. 618 はトン・コープマンの指揮、アムステルダム・バロック管弦楽団と合唱団の演奏によるもの。どちらもオリジナル楽器によるすがすがしい演奏であった。
Naive (2003/07/15)
アムステルダム・バロック管弦楽団, 同バロック合唱団,
B. シュリック, E. マグヌス, M. メスダッハ, P. アグニュー
ワーナーミュージック・ジャパン (2002/01/23)


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