イメージを読む

|

若桑みどりの『イメージを読む』を読んだ。『ダ・ヴィンチ・コード』に触発されてしまったのである。

モナリザは生(懐妊)と死(喪服)の思想の表現であり,あの微笑はすべてを知るもののそれであるという説,胸元に描き込まれた無限蔓草紐文様の意匠に万物の連続性の表現を認める解釈など,興味深かった。

古典絵画の研究において,絵がいわんとする「思想」を探求することの必要性を著者は強く主張している。最近では形式の独自性にこだわりすぎて,その向こうにある思想やイデオロギーを本質的でないものと考えるほうがはやりだとも思われるだけに,私にはこの著者の誠実さが感じられた。

イメージを読む
若桑 みどり
筑摩書房 (2005/04)

Moon Calendar

Profile

ISAO YASUDA。システムエンジニア。神奈川県在住。昭和 30 年代を懐かしむオヤジ。ロシアに興味があります。
[more], [About our site]

Notice

この文書はフィクションであり,実在する個人,団体等とは一切関係ありません。

R-18 指定サイトです。そのうち「18 歳以上ですか」の認証を入れる予定です。

文書の記述内容は無保証です。不適切な表現があればコメントにてご指摘ください。

コメント,トラックバックは,現在,運用を停止しています。ご意見等ありましたら isao@yasuda.homeip.net 宛電子メールにてお願いします。

Links

About this entry

Written by isao at 2006年5月12日 02:21.

Previous: ダ・ヴィンチ・コード

Next: Utf82TeX の問題

Recent Entries in Main Index.
All Entries in Archive Index.

February 2012

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
Powered by Movable Type 4.1 blog counter