Windows サーバのネットワークトラブル

| | コメント(0) | トラックバック(0)

本業で,とある顧客にブレードサーバを納めた.OS は Windows 2003 Server R2.子分の担当 SE に設定に行かせた.サーバはセンタに設置し,これを顧客事務室から遠隔で操作する環境の構築からはじまった.ブレードサーバ 5 台へのアプリケーションソフトウェアの組み込みのため,別に設置した 1 台の運用管理 Windows サーバに置いたパッケージアーカイブを一時的に共有設定にして,それを各ブレードから参照してインストール作業をすることになっていた.

ところが,ブレードサーバ群に IP アドレス設定を行い,LAN ケーブルを接続したあと,運用管理サーバから各ブレードに疎通確認しようとしたが, ping が通らないという.一方ブレードサーバのコンソールから運用管理サーバに向けた ping は応答がある.IP アドレス,デフォルトゲートウェイの設定は問題ない.どうして!? これだと以降のインストール作業がストップしてしまう.かつセンタはセキュリティ管理・時間管理が厳しく,登録した要員以外の保守員の入室もできないし,残りの時間も限られている.

子分にまずブレード管理 LAN を含めたケーブルの接続確認とブレードサーバの工場への電話問い合わせを指示し,事務所にいる私は社のネットワーク専門部隊に相談を持ちかけた.工場からの回答は,ブレードサーバの管理プロセッサ用のポートに通信用ケーブルを挿していないかとの指摘.おお,やってるよ.挿し直す.でもまだダメである.現場はパニック状態に陥りつつあった.

ネットワークグループから受けた見解は.サーバを繋ぐ L3-LAN スイッチで ICMP パケットをフィルターしていないか,Windows ファイアウォールがオンになっていないかというものであった.LAN スイッチは顧客設備であり,顧客に確認したところパケットフィルタリングは設定していないという.そこで Windows ファイアウォール設定を確認させたところ,ドンピシャ.オフに変更したら相互で ping が通るようになった.

なんともおそまつな導入設計に因って来るところとしかいいようがなく,顧客に迷惑をかけてしまった.それでもなんとかチームワークでピンチを切り抜けることができた.2 台のサーバ間通信で一方通行の事態で悩んだら Windows ファイアウォールをまず疑え.私の教訓.

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: Windows サーバのネットワークトラブル

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://nox-insomniae.ddo.jp/cgi-bin/mt-tb.cgi/307

Comments


画像の中に見える文字を入力してください。

Profile

ISAO。システムエンジニア。昭和 30 年代を懐かしむオヤジ。ロシアに興味があります。
[more], [About our site]

Notice

この文書はフィクションであり,実在する個人,団体等とは一切関係ありません。

文書の記述内容は無保証です。不適切な表現があればコメントにてご指摘ください。

管理者が公序良俗に反すると判断したコメント,トラックバックは,断りなく削除される場合があります。

Links

About this entry

Written by isao at 2007年12月14日 15:41.

Previous: サイモン・シン『暗号解読』

Next: ドメイン IP 更新の悩み

Recent Entries in Main Index.
All Entries in Archive Index.

Web Pages

Powered by Movable Type 4.1