sportsの最近のブログ記事

町内会

今年は町内会の班長... 12 世帯ある班のなかで毎年交代で班長を務めなければならない。ゴミ収集所の掃除当番表の管理や,連絡事項の回覧,市の案内物の配布,あと集金事務が役目である。年寄りの人たちに挨拶するくらいなので,町内会の会合には,最近はまったく顔を出さなくなってしまった。

先日,今年分の町内会費と赤十字の募金を集めるため,ご近所巡りをやった。用意のいい妻が,「いついつ集金に伺います」とのメモをあらかじめ各家のポストに投函してあったので,きわめてスムーズに事が運んだ。会社生活が基本なので,町内会の人とはご近所の老人が亡くなったときくらいしか顔を合わせることがないわけで,「ここの主人はこんな顔してたんだ」とはじめて知るようなところもあり,近所付き合いの希薄さを改めて思い知り,なんだかちょっと情けなかった。おそらく相手の方も私の顔をはじめてみて,あああそこの子のお父さん(ウチの子供たちは体育会系で誰にでも元気よく挨拶するので,ご近所の評判がよいらしい)だと思っていたのかも知れない。

今日夕方,集めたお金/領収証の控えなどを町内会の役員の方に納めに行った。もう 80 をとうに越えたご老体で,お金の勘定も覚束ない感じであった。近所の資産家で,もうずっと町内会の役員を務めておられ,ご苦労さまである。

* * *

先ほど,BS で AFC アジア・チャンピオンズ・リーグ,FC 東京 vs 蔚山(韓国)の試合を観た。再三の決定的チャンスを得点に結びつけられなかった FC 東京は 1-0 で敗れた。ペナルティエリア付近でつまらない FK を蔚山に与え,決勝点を献上。それなりのポゼッションをもって攻めてもゴール前でどっちらけ,つまらないミスで自滅。これが天皇杯の前回チャンピオン? 蔚山もミスが多かった。観ていてつまらないサッカーだった。決勝トーナメント進出を決めたあとの闘いだったわけだ。観て損しました。現日本代表選手のヘボプレーを見せつけられなかっただけ,不幸中のなんとやらである。

歯痛い

風邪を引いたからか,3 年前に治療中のまま仕事の都合で完治させず放置していたムシ歯がまた痛むようになった。今日,仕事を早退して歯医者に行った。もう抜くしかないらしい。炎症を起こして腫れまくっていたので,痛み止めと抗生物質だけ処方してもらい,治療は来週ということに。薬を飲んだら即効で痛みが引いた。いつもながらお医者さん,薬屋さんには感謝なんである。

てなわけで妻よりも早めに帰宅し,猫と少し遊び,洗濯物を取り込み,皿洗いをし,ご飯を炊き,テレビのニュースを観る。北朝鮮のミサイル実験は失敗に終わったようである。発射して 1, 2 分で空中分解したらしい。核弾頭を積んでいたら北朝鮮そのものが被爆していたんじゃなかろうかと想像すると,金もなく技術もまだまだなのにムダなことやってるなーとつくづく思う。今回のミサイル実験は記念すべき金日成生誕 100 周年の一大花火だったわけで,成功したら北朝鮮の核の脅威が現実的になるかもと怖れられた。でも失敗。驚くべきことに今回,北朝鮮は公式に「失敗」を認めたそうである。私にはこちらのほうがその意外さでよっぽど怖い。キムジョンウンドンジケソの立場やいかに。この失敗の汚名を注ごうと,核実験をまたぞろやりそうである。

ま,ミサイル発射は失敗したことだし,政府の発射確認が遅いだのなんだの世間が騒いでいるけれども,私にとってはもうどうでもよいこと。政府も過去 3 回の経験でかなり学習したはずだ。それよりもスポーツ。ニュースのあと,ジャイアンツ VS ベイスターズの野球中継を観た。2 年目・沢村投手の鬼気迫る投球に感心。ジャイアンツの完勝。斎藤ハンカチ王子よりも,彼と同期のこの沢村君を私は高く買っている。解説の元楽天監督・野村さんが,沢村投手の投球フォームと制球力を腐していたのに,そしてゲストの SMAP 中居君を前に「横浜球場の野球中継なんだから巨人ファンをゲストに呼ぶべきではない」とつぶやいていたのに,私は頭に来た。でも,結局,雨天にもかかわらず 1 安打完封という(オマケに 1 イニング 4 奪三振という珍記録付の)素晴らしい投球内容で試合を締めた沢村投手の結果こそが,野村さんの老害ぶりを証明付けた。そこがいちばん痛快であった。阪神もアニキの決勝打で勝ちましたしね。

スポーツといえば,一昨日,ドイツサッカー・ブンデスリーガの今シーズンの天王山の一戦,ボルシア・ドルトムント VS バイエルン・ミュンヘンで,香川選手のドルトムントが見事勝利を納めた。あの金満最強メンバーのバイエルンに競り勝つところ,若くても統制されたチームの素晴らしさだろう。これでドルトムントは 2 位バイエルンに勝ち点 6 差を付けた。残り 4 試合。2 勝 1 分以上で,たとえバイエルンが残り全勝しても優勝が決る。次のシャルケ戦,メンヘングラードバッハ戦のどちらかに勝利できれば,ほぼ間違いなくマイスターシャーレを手にすることができるだろう。あとは勝つ意欲も失せた下位チームとの対戦だからである。

猫のありすはモーツァルトを聴きながらおねんね。癒されまんなー。

20120413-alice-tt.png

靖國・千鳥ヶ淵観桜散歩

東京・横浜も桜が満開になった。あまり天気がすぐれず薄ら寒い日だったが,妻と靖國神社・千鳥ヶ淵まで桜を観に行った。昨年は震災のため観桜の余裕はなかったのが思い出された。

九段坂は地下鉄東西線駅舎内からすでに人で溢れ返っていた。靖国通りを跨ぐ歩道橋の人の列がまったく動く気配がないので,先に靖國神社にお詣りすることにした。当然ながらこちらも花見客で混雑していた。大村益次郎銅像のあたりで軍歌の合唱会のようなイベントがあり,ただでさえ混雑しているのに参道がイベント客で埋め尽くされ,通り抜けるのに大いに苦労した。軍服を着たコスプレ老人たちには,吐気がした。遊就館では,開戦 70 周年記念の展示会が催されていた。

拝殿で参拝を済ませ,しばらく花を眺め気を浴びた。神門を潜ってすぐ,能楽堂の前に広がる靖國の桜は,実に見事である。ここが東京の桜の開花指標になっている(ハズである)のも頷ける。

yasukuni sakura

石鳥居から社を出ると,私が入社したときに事業部本部であったビルがみえた。この季節,新入りのころは勤務時間中から花見の場所取りをさせられたなぁという記憶しか甦って来なかった。千鳥ヶ淵に向かう歩道は遅々として進まなかった。インド大使館が桜まつりで賑わっていた。大使館は皇居に近いほど格が高い。半蔵門にある英国大使館はその意味で最高待遇なのである。インド大使館もよい場所にある。

千鳥ヶ淵はおそらくわが国でも有数の観桜名所である。大阪の造幣局,奈良の吉野も素晴らしいが,皇居に接し濠の水を取り巻いて降り注ぐ桜の景観は,私にとって別格である。この季節は夜間もライトアップ演出がなされる。それも拝みたくなった。松井冬子の夜桜の大作(千鳥ヶ淵の桜を描いた『この疾患を治癒させるために破壊する』— 先月,横浜美術館でこの目でみて圧倒された)を想像した。

chidorigafuchi

桜を観たあとは,靖国通りを神保町まで歩いた。神保町では千代田さくらまつりに合わせて「さくらブックフェア」が開催されていて,歩道に古書店による露店が出ていた。それらを眺め歩きながら,古典文庫『秋成狂歌集』(丸山季夫編,昭和 47 年刊。古典文庫は会員制の出版社で,日本の古典の印影と校訂テクストを会員のみに提供する珍しいシステムをとっていた),会田雄次『日本人の意識構造』(講談社現代新書,昭和 47 年刊)など,叩き売りの文庫,新書を 4 冊,Orpheus Chamber Orchestra 演奏によるブリテンの Simple Symphony op. 4 の独 Grammophon 盤 CD 1 枚,そして文庫ブックカバーを購入した。このブックカバーは,古書りぶる・りべろオリジナルのようで,緑青(ろくしょう),浅黄(あさき),退紅(あらぞめ)の和の色を組み合わせた絹地に,中務の歌「さくらばなちりかふそらはくれにけりふしみのさとにやどやからまし」が書かれている。西行の筆によるとの言い伝えがあるとお店の人が教えてくれた。

Jimbocho, bookcover

神保町に来ると必ず立ち寄る喫茶店で,苦いマンデリンをいただいた。こんな旨い珈琲を飲んだのはいつ以来か。帰り,妻と近所でラーメンを食った。

帰宅したら,阪神 VS 巨人戦 9 回大詰めの模様がテレビ中継されていた。1-0 でタイガースの勝利。よっしゃー! 巨人はまたもや完封負け。ジャイアンツ相手だと各チームがエース級を当てて来るのは当然なんだけど,ここまで調子が上がらないのはみていて可哀想になる。それにしても,杉内投手を補強して今年の巨人はひと味違うだろうと思っていたが,杉内が期待通り素晴らしい投球をしながら 1-0 で敗れるのは皮肉である。ま,あれだけの強力打線を擁しているんだから,そのうち上がって来るとは思う。

* * *

Benjamin Britten の Simple Symphony は彼の若書きだけど,弦楽オーケストラによる文字通り若々しくシンプルな旋律と音響で,何とも懐かしい気分にさせてくれる。私の勝手な感想。

Bizet: Symphonie No. 1
Orpheus Chamber Orchestra
Polygram Records (1990-10-25)

会田雄次は己の戦争・捕囚体験から日本人の精神構造を真剣に探求した作家である。本書はその代表的論考。私はこの本を,高校一年のとき国語の先生から出された夏期読書感想文課題で読んだ。靖國神社のコスプレ老人を目にしたからか,いま再び読み直したくなった。

古典文庫『秋成狂歌集』もアマゾン古書で出ているので,リンクを付けておく。

なでしこブラジル戦

なでしこのゴールラッシュで,何だか凄い試合になりました。なでしこジャパンが北京五輪銀メダリストのブラジル相手に,なんと 4-1 で勝利した。FIFA ランキング 3 位と 4 位,しかもつい先日にこの順位が入れ替わったばかりの国同士とは思われない,一方的な試合に見えた。攻撃的タレントがどれだけ豊富でテクニックがあろうとも,守備がヘボだとこうなる(ボールをサイドに散らされるとブラジルの DF はまったく日本に付いて来られなかった)。ブラジルはエース・マルタ選手を欠いた若手主体のチームだったので,日本は手放しにはこの結果に喜べないわけだけど,3 点差をつけかつ 4 点以上取らないとカップがとれない状況で,きっちり目標をクリアしてしまうなでしこの強さを見た気がした。今日のような堅守があれば安心である。攻撃と守備の切り替えが素晴らしかった。ま,まだミスも多かったけれども。

ただ。安藤選手は — 私はこの試合で彼女のパフォーマンスに賭けていたのだけれども —,残念ながら,ロンドン行きメンバーには残れないかも知れない。そして澤選手も,ヘタしたら,このままフェードアウトさせられるかも知れない。アルガルベ杯,今回のキリンカップでは,それくらい,宮間選手のキャプテンシー,他の若い選手の台頭が目覚ましかったように思う。もちろんオリンピックという大舞台では経験がモノを言うところがある。でも,経験だけでメンバーに残ることができるほど,五輪は甘くない。

この試合を見て勝利に喜ぶというよりも,安藤,澤・両選手が何より心配になった。

春の嵐

今日は春の嵐が凄まじく吹き荒れて,関東から西では交通機関がマヒする事態になった。今年は春一番の感覚がないと思っていたところに,過ぎた暴風。春の嵐というと,大貫妙子に同名の夢幻的な,私の好きな一曲がある。トラックが横倒しになる風景や,老婆が風に倒されて頭を打ち亡くなったなんていう事実をテレビで目にするにつけ,夢と現実の隔たりに呆れる。桜は無事だろうか。

コパン
大貫妙子
ミディ (1993-03-01)
* * *

五輪男子サッカーについて,FIFA は,所属クラブが代表招集に応じる義務を負うというルールを決めたらしい。これまで U-23 代表選出に関し,海外で活躍する香川選手,宮市選手,宇佐美選手などの招集は絶望的であった。五輪代表国が出そろったいまこの時点において,この取り決めに実効性があるとすれば,凄いチームを作る環境ができたことになる。もちろん,各国皆同じ条件でこの恩恵に与るのだから,これは別に日本にとってのみの朗報というわけではないけれども,五輪のサッカーをより面白くするには違いない。

U-23 は何年かかけて監督がチーム作りをしてきた。優れた選手をつまみ食いすることで,にわかに兎さんチームが狼さんチームに化けるわけではないだろう。でも,オーバーエイジ枠を含め,チーム力を最大限に高める努力は,いまのチームがいかにチームワークにおいて安定しているとしても,試みるべきである。U-23 日本代表は,左サイド,センターバック,ボランチに問題があるし,なにより,アウェイで決定的に弱いあの精神的不安定さ,経験の浅さがある。本大会では,海外で揉まれている選手,オーバーエイジの胆力ある選手をぜひとも招集してほしいものである。

これまで培ったチームワークを台無しにするって? そんなことを心配する前に,いまの U-23 日本代表のチーム力では,欧州・南米の代表にはまったく通用しないことを知るべきである。そもそも U-23 日本代表の顔ぶれだって 1 年で様変わりしていることを思い出すべきである。2 年前のエース(背番号 10)・水沼宏太すらいまや代表に選ばれなくなっているのである。いまの中心メンバーが選出されなくなるのに理由はいらない。過去の実績よりもそのときにパフォーマンス,コンディションのもっともよい選手を選ぶことが,勝つための鉄則なのだ。

五輪予選ではクラブ側事情で U-23 代表は各国とも理想的メンバーではなかった。欧州からはイギリス,スペイン,スイス,ベラルーシ,南米からはブラジル,ウルグアイが出場する予定である。一方で,W 杯では常連国であるドイツ,フランス,オランダ,イタリア,アルゼンチン,カメルーン,ナイジェリアといったサッカー先進国が出場を逃している。出場国はいずれもサッカー強豪国とはいえ,スペイン,イギリス(今回英国ははじめて大英帝国全体としてのナショナルチームを組織するので,大いに話題になった),ブラジルを除くと,「日本が到底与し得ない相手」のようには見えない。これは,なによりも予選において各国のもっとも優れた若手選手をクラブ事情で招集できなかったゆえではなかろうか。ここで関塚監督,日本サッカー協会が労を惜しまず最良の選択をすることにより,ベスト 4 も夢ではなくなると私は期待する(現 U-23 日本代表のままでは,予選突破=ベスト 8 が関の山である)。

FIFA の今回の取り決め(しかも予選終了後の)は,ホント,五輪を面白くしてくれそうである(あくまで実効性があればの話だけど)。

Shinji Kagawa 絶好調

あらゆるものごとが桜の季節・春にはじまるわが国でプロ野球,J リーグが開幕したのに対し,欧州サッカーは 2011-2012 シーズンの佳境を迎えている。

サッカー日本代表のエース(背番号 10)にして,所属するボルシア・ドルトムントのなくてはならない選手に定着した香川真司選手は,昨日 3.30 のシュツットガルト戦でゴールを決め,欧州 1 部リーグにおける日本人ゴール年間記録(高原直泰選手の 11)を 12 に塗り替えた。3 戦連発でドルトムントの無敗記録更新に貢献し,目下絶好調である。チームも勝点 63 でブンデスリーガの首位を走っている。しかしながらリーガ 2 連覇を果たすためには,現在 2 位の強豪バイエルン・ミュンヘンを退けなくてはならず,優勝のハードルは決して低くはない。

ドルトムントは残り 6 節。4.11 にホームでバイエルンと直接対決がある。もしここでドルトムントが勝利できるならば,バイエルンがその他 6 試合を全勝したとしても,3 勝 1 敗 1 分以上で優勝が決る(これも生易しくないんだけど)。黄色と黒の旗のはためくあの 8 万人収容のシグナル・イドゥナ・パークでの 1 戦。4.11(日本時間 4.12 未明)がホント楽しみである。テレビで観られたらなぁ!

香川選手は残り 6 試合で 5 ゴールを上げられれば,優勝の立役者となるのはまず間違いがないだけでなく,本田選手の年間 16 ゴールの成績(2 部リーグでの記録なのであんまり取上げられないのだが)を上回り,文字通り欧州日本人選手のレジェンドになる。とにかく,ケガをせずに最後まで実力を発揮し,6 月の W 杯最終予選に還って来てほしいものである。

祝五輪出場・ホワイトデー

U-23 日本代表がバーレーン相手に 2-0 で快勝し,ロンドン五輪出場権を獲得した。おめでとうございます。なでしこと一緒にロンドンで輝いてほしい。

前半はボランチと2列目との距離感が悪くて,昨年のマレーシア戦(五輪最終予選初戦)をいま再びみているような,間延びしたつまらない試合運び。東,もう少し下がって中で動き回ってスペース作れよ,ったく,って感じであった。ま,これも守備的に危なげなく動かそうという意識だったからだろう。後半,扇原選手の右足でのラッキー(というのも彼は左利きだから)とはいえ美しいゴールが決ったら,試合の流れが決してしまった。バーレーンが前がかりになり,ただでさえ雑なのにいよいよ脇の甘い攻撃をはじめたおかげで,日本の追加点は時間の問題のような雰囲気に。清武選手が豪快な2点目を上げて勝負が決った。

今日も斎藤学くんが出て来ていい動きをしていた。この子,わが川崎市幸区鹿島田・地元の俊英で,ウチの息子より一つ先輩である。幼いころから近所で有名なサッカー少年であった。息子の話では,いつも一人で試合をし一人で勝負を決めていた。U-23 代表に呼ばれているのにぜんぜん出て来ないので家族みんなでイライラしていたんだけど,先のマレーシア戦で途中出場したと思ったらキレキレのプレーを見せてくれゴールまで上げたので,「何で関塚さんこれまで斎藤くんを使わなかったの?」とうれしいやら頭に来るやらであった。ロンドン五輪最終選抜メンバーにもぜひ残ってほしいものである。

テレビ観戦のあとネットでスポーツニュースをみたら,左サイドバック比嘉選手とボランチ山村選手をコキ下ろす Yahoo! コメントがいまだに多くてウンザリ。たしかにボーンヘッドも多いが,とくに比嘉選手,今日は体を張ったよい守備をしていたと思う。山村選手は 2010 アジア大会ではなくてはならない攻撃的ボランチだったのに。山口螢選手も,私にははじめはどうもなぁと感じられたボランチだったが,試合を重ねるにつれいいプレイヤーだと見直させられたんである。水沼宏太どうしたの? かくして代表の顔ぶれは 1, 2 年ですっかり様変わりする。五輪本戦ではまた様変わりしているはずである。U-23 男子は,女子と比べると,— 可哀相に,— その期待の低さ(予選突破がせいぜいである)に愕然としてしまうわけだけれども,それぞれが日本のナショナルチームの一員なんだから盛り上げてあげなくちゃ。

* * *

今日は 3.14 円周率の日。ではなく,ホワイトデー。π ではなく,パイやクッキーの日。妻と娘に,北海道・六花亭のマルセイバターサンドと,札幌のどこやらの有名店のチェコとクッキーのセットをお返しした。息子はというと,うまく行っているのかも不明のガールフレンドと,母・妹とのために,バイトで貯めた金から1万円もはたいて,Sola とやらのブランド・スィーツを渋谷にまで出向いて買い込んで来て,プレゼント。己の貧しかった学生時代を思い出すにつけ,私は息子のサービス精神にはとうてい敵わないと感心した。金の使い方がヘタなのは私と同じらしい。

明日(というか零時を回ったので本日)は 3.15。何というわけではないけれども,“Idibus Martis”(三月十五日に)というやつで,西洋の大昔からカエサル暗殺の日として,あんまりめでたいとはいえない日ではなかろうか。何か陰謀めいた事件が起きたりして。サイゴ(315)の日ってわけね,と妻は冗談を言っていた。へい。

なでしこ準優勝

7 日のサッカー女子・アルガルベ杯決勝で,我らの誇り・なでしこジャパンは残念ながらドイツに敗れ,準優勝となった。でも,これは五輪の前哨戦としては充分な成績である。昨年は 3 位だったのだ。よくやった。さすがなでしこ。何より米国にはじめて勝利するという見せ所もあったし,若い選手のよいプレーも見られた。五輪登録選手の選考についてもすでに監督のハラのなかではできていると思う。それくらい選手の質・ポテンシャルがはっきり出ていた。ベテラン安藤選手。ポストプレーは決して悪くないが,代表 FW としてここ一年以上ゴールがないなんてちょっとヤバくねえか。4 月の親善試合でもノーゴールだと,切られるんじゃないかと心配である。生き残りを賭けて是非頑張ってほしい。

でも一方で,ロングボールの競り合いに滅法弱い守備,ゴールに近づくにつれ精度が見る見る落ちる攻撃,という二つの課題も相変わらずであった。あと,二列目はタレントが多いのに,サイドバックの交代要員がいないのが不安要素ではなかろうか。これらの点で,個人的には 3 バックのほうが機能すると思うんだけど。キーパー海堀選手も試合に出続けないと判断がすぐ鈍るタイプに見えた。ドイツ戦は撃ち合いの素人目には面白い試合になったが,相手がどんな国であれ 4 失点(おまけに,個人にハットトリックを許し,試合のなかで学習できない無様を露呈した)は,それだけですでに不合格である。澤選手を欠いた布陣でここまで出来たこと — これがいちばんの収穫である。五輪が楽しみ。

と,ま,女子日本代表が男子のだらしなさを補って余りある姿を,今回も見せつけてくれた次第である。男子は,今日,W 杯アジア最終予選の組合せが決った。北朝鮮,ウズベキスタンと格下(のはず)の相手に何も出来ずに敗退し,FIFA のランキングを大きく下げた。このおかげで,シードポットから脱落し,厳しいグループに入ることが余儀なくされる,と誰もが思っていたはずである。

ところが,ふたを開けてみると,オーストラリア,イラク,ヨルダン,オマーンと同じ B 組。上位 2 チームに出場権が与えられることを考えると,韓国に比べ楽なグループに入ることができた。韓国はイラン,ウズベキスタン,カタール,レバノンと対戦しなければならず,レバノンを除けば強敵ぞろいである(そのレバノンにさえ韓国は一度敗れている。アウェイの韓国は日本以上にレベルを落としてしまうようである)。

もちろん B 組とて,最終予選に生き残った強豪国と対戦するわけであって,日本の道のりは決してラクではない。センターバックのヘボさも相変わらずである。海外で活躍する選手が増えたおかげでチーム作りの日程調整が極めて難しい。それでも,サムライブルー,運はあるようである。なでしこがロンドンで輝きを放つその裡で,男子にも予選突破を期待したい。U-23 男子代表もなんだかんだ危機感を煽りながらも,ほぼ五輪出場権を確実にした。U-20 女子は,冗談抜きで W 杯優勝が狙える位置にいる。ホント,ワクワクする。がんばれー。今年もテレビに齧り付いて応援するぞー。

プーチン首相会見・朝日記事

昨日 3 月 2 日付け朝日新聞夕刊一面に,『北方領土 最終決着に意欲』との見出しで,次期大統領当選が確実視されているプーチン首相と日本の主要紙主筆クラスとの会見について掲載されていた。

メドヴェージェフ,菅と,そろって智慧も戦略もない(パフォーマンス好きの)トップ二人のおかげで,このところ日露関係が冷え込んでいた。大統領選挙を目前に控え,プーチンが前向きな仕切り直しの提案を日本に向けて明快に発したということだろう。「領土問題を最終決着させたいと強く望む」— この踏み込んだ発言は,相当程度で日本に譲歩する先行きをすでにロシア政府のなかではシミュレーションしていることを窺わせる。もちろん疑いなく経済的見返りの腹づもりをもっている。

プーチンはこの問題に関して述べている —「我々はゴルバチョフ大統領が遂行を拒否した 56 年宣言に戻る用意をしたが,日本側が『四島』を言い出して全てが最初の地点に戻った」。これは,小池百合子,千葉景子と並んでお飾り大臣の代表だった川口順子,外務大臣だけに日本の国際関係においてお飾りゆえに最悪の事態をもたらしたあの川口順子が,東大出たクセに「何も考えていない」唯我独尊,空理空論の原理原則発言(「あくまで四島一括返還を要求する!」)によって,プーチン・森首相会談までに外務省が血の滲む思いで築いてきた日露の信頼関係をあっさりとブチ壊したこと — プーチンはそのことを言っているのである。川口順子(拉致被害者一時帰国を「約束」してヒョーヒョーと涼しい顔してこれを破って北朝鮮拉致問題をこじらせたのも,ほかならぬこのお方である。外交って相手がいるということがわからないらしい。100 点満点を常にめざす指導者がどんなに有害かの証明)とその親分だった小泉首相と比べると,いまの玄葉光一郎外相,野田佳彦首相はもう少し考え深そうである。

目下,日本はエネルギー問題,中国・北朝鮮を巡る安全保障問題,経済不振で死に体に近い。特に最初の二つはロシアという隣国との友好関係を進展させることで,ペルシア湾(要するにイラン)に依存しない天然ガス・石油の供給経路が確保できるだけでなく,安全保障においても地政学的に中国・北朝鮮を牽制することが出来る。これ,歯舞,色丹の二島は本当に返還されるかも知れない。北方領土が戻って来ると困る人たち(右翼,外務省北方領土問題関連外郭団体)がバカな抵抗(そうそう,中国・韓国と同じように歴史問題 — 日ソ不可侵条約破りの対日参戦 — を蒸し返すわけである。こんな露助を信じられるか?ってなもんや)を示すはずだが,玄葉外相,野田首相には頑張ってもらいたいところである。
 

* * *

昨日の夜,ポルトガル・アルガルベ杯,なでしこジャパン VS デンマークの試合を観た。先日のノルウェー戦に比べると,サブ選手主体のチームだったとはいえ,前線での相手へのプレッシャーなど動きが格段によくなっていた。私の贔屓にしている宮間,岩清水両選手が試合を引き締めていた。菅沢選手のキビキビしたスライディングシュートと,相手キーパーのミスを逃さなかった大野選手の技ありシュートで,2-0 の貫禄の勝利。さすがです。

でも,攻撃のスイッチが入ったときの迫力のなさ,ボールの落ち着きのなさ(肝心な局面でのトラップミスの多さ)は相変わらず。ガイジン選手のもっともいやなはずのサイド攻撃があまりにもお粗末だった。精度を欠いた温い相手だからよかったものの,やっぱり米国には敵いそうにない。最近の日本代表は,男子も女子もココぞという試合でいいパフォーマンスを見せてくれるので,いまは暢気に見守りましょう。

澤選手,バロンドール

なでしこジャパンの澤穂希選手が 2011 FIFA 年間最優秀選手に選ばれた。これは予想通りという感じなんだけど,本当に選ばれたいま,日本のサッカーとともに 18 年間彼女のプレーを見て来た者にとっては感慨深いものがある。これ,湯川秀樹博士が日本人としてはじめてノーベル賞を受けたことと同じくらいの国家的インパクトがある。

佐々木則夫監督も最優秀監督賞を受賞した。「震災で世界中のサッカーファミリーから支援をもらった。ありがとう」ということばをまず最初に述べてくれた。世界における Japan の地位をぐっと高めるのはこういう光景である。

今日の夕刊一面に澤選手と,同じくバロンドールに輝いたメッシ選手とが握手する写真が掲載されていた。昨年の園遊会と同じ振袖姿の澤選手は,会場で恐ろしく目立っていたに違いない。
 

20120110-yukan.png
 

この夕刊,澤選手,メッシ選手,佐々木監督の晴れやかな記事の横には,小沢一郎の見たくもない顔写真と,これまた検察審査会という衆愚制度によって決せられた吐気を催す強制起訴の裁判記事。

日本の国民性はマスコミを見ればわかる。権力におもねる集団性イジメ根性というやつである。バカ右翼は朝日新聞を左翼売国新聞だとかなんとか言ってコキ降ろすんだけど,朝日は,警察・検察などの国家権力による弱いもの苛めを正当化するための強力な広報機関になっていて,左翼に特有の理論的批判精神などはどこにもないようにみえる。今日の夕刊一面は偽善新聞・朝日らしい紙面であった。それでも朝日新聞を購読している私は,救いようのない一般市民です。この小沢裁判についてのいまの私の楽しみは,彼が無罪となったあとの新聞各社の変貌ぶりはどんなものかいな,ということである。救いようのない野次馬パンピーであります。

いや,朝日新聞のことなんてどうでもよい。澤選手,佐々木監督,おめでとうございます。ロンドンでの活躍も期待したい。ところで,Ballon D'Or — これ,日本語にすると「金玉」なんだよな。水を差すようですみません。

ユニフォーム改まる

サッカー日本代表の新しいユニフォームがお披露目された。記事によれば「日本全国の絆を表した『結束の一本線』,ジャパンディープブルーを配した『結束のカラー』,選手とサポーターを繋げるメッセージをユニフォームに施した『結束のメッセージ』の3つをキーワードにしている」とのこと。コンセプトは悪くない。

ところが,ネットの反応をみると「ダサイ」という意見が圧倒的のようである。いま 20:30 ころの Yahoo! 意識調査では「良い」13% に対して「悪い」が 79% もある。私も一見ではあんまりパッとしないなあと思った。暗い色はピッチの上で識別が難しいんじゃなかろうか,このユニフォーム・デザインは視認性など人間工学の観点を考慮しているんだろうか,などと考えてしまった(ドイツ女子 W 杯決勝戦では,白いユニフォームの米国選手のほうがグリーンのピッチ上で目に際立って — アメリカ人の図体がでかいということもあるが —,人がたくさんいるような錯覚があった。私だけ?)。

ま,それでも,スポーツのユニフォームというのは,結果の出ているチームではそれなりにサマになって来るものなんだから,いま目くじらを立てることではないだろう。コンセプトの通り一致団結して強くなってほしいものです。
 

付記:

ユニフォームといえば,今年のラグビー W 杯日本代表のジャージとジャンバーは,桜の文様があしらわれていて日本らしいと感心したものである。とくにジャンパーは,風に散り吹雪いて行く意匠が何ともかっこよかった。カーワン監督がインタビューに日本語で応えていたのには,大いに驚かされた。日本のラグビーもこれから楽しみ。

クラブワールドカップその4

バルセロナ VS サントスの決勝戦。90 分間テレビに齧り付きで観て,魔法のようなバルサのポゼッションサッカーに度肝を抜かれた。先日のアルサッドはもともとアジア王者でしかないので参考にならんと思っていたが,あのサントスですら何も出来なかった。柏レイソルを 3-1 で下したサントスが,はっきり言って,「遊ばれて」いた。

バルセロナは,選手の距離感が絶妙で,ゆっくりゆっくりボールを回しながら少しずつ押し上げて,相手布陣のスキを認めるや猛烈なスピードに切り替わってゴールを襲う。とくに右サイドからの仕掛けには惚れ惚れした。

唖然とした。これじゃ,日本はスペイン・サッカーの背中すら見えない。最近日本もサッカーが強くなったと思っていたが,やっぱり何十年かはせいぜいベスト十何位止まりか。「柏もよくやった」と書きたい思いもあったが,この決勝戦を観て,もうどうでもいいやという投げやりな気分になってしまった。恐るべき個人技を誇るブラジルのサッカーも形無しにしてしまうスペインの組織的サッカー。昨年のワールドカップでも確かに舌を巻いた。しかし,今日の試合を目の当りにした柏の選手たちはカルチャーショックを受けたはずである。スペインを真似すればよいというわけではないが,組織力で勝負するしかない日本人にとって,この試合の場面,場面は素晴らしい研究対象になるはずである。世界はやっぱり広い! 面白かった!

クラブ・ワールドカップその3

バルサを日本で観られましたね。アジア王者アルサッド相手に余裕綽々 4-0 で勝利。18 日の決勝戦は予想通りバルセロナ VS サントスと相成りました。

観ていて全体のスピード感がいまいちで,バルセロナはアルサッドを相当コケにしている感があった。それでもゴールを狙うスイッチが入った瞬間のスピードはさすがであった。欧州王者は,何かもう,8 割近いポゼッション,ケタ違いのシュート数,コーナーキック数で,あまりにアルサッドとの差があり過ぎ,試合としては観ていてつまらないものだった。スター選手を観られたというに過ぎなかった。

昨日の柏レイソル VS サントスはまだ見応えがありました。予想に反してレイソルが意外といい試合を見せてくれ,最終的に 1-3 という完敗だったわりには,拮抗感があって楽しめた。天才・ネイマールのオヨヨなゴールも拝見できました。それにしても,サントス選手の高度なテクニック,仕掛けの速さと比べると,日本人選手のトロさ加減・精度の悪さ(とくにフォワード,酒井君以外の DF)には愕然とさせられた。酒井選手のキレのあるプレーがここでも観られただけよかった。柏レイソルは三位決定戦でアルサッドと対戦する。今日のアルサッドはどうもいいところがなかったが,これはバルサ相手ゆえのはず。レイソルはドミンゲスが出場停止なので,ちょっとヤバそうである。

何度でも言います。右サイドバックは内田より酒井が現時点での実力は上。酒井は昨年までネームバリューがなかったに過ぎない。内田はドイツに行ってやっと代表らしい守備ができるようになった。ウチの女性陣は内田くんのほうがだんぜんイケメンだから内田くんが上。それは了とします。ま,サッカーはコンビネーションなので,ザッケローニさんの目を信じたいと思います。代表でもしのぎを削ってくれ!

クラブ・ワールドカップ

柏レイソルがまずは勝利した。ニュージーランドのトップクラブはなかなかのチームだったが,柏が一枚も二枚も上手だった。次はメキシコのクラブ。とはいえ,このクラブ・ワールドカップ,スペインとブラジルという超サッカー大国のクラブが参加しているけれども,イングランドも,ドイツも,イタリアも出て来ない。カネの論理が先に出ているような感じで,いまいち盛り上がりに乏しい。

それにしても,田中選手,工藤選手のゴールは素晴らしかった。特に,逆ターンで切り返して DF をかわし,左の難しい角度から左足で測ったようにネットに突き刺した田中選手の一点目には惚れ惚れとした。こんな仕事ができるんだと,失礼ながら意外な驚きがあった。フォワードなんだからゴール前でボーッと突っ立ってないで動き回って DF を攪乱してくれよ,だから岡崎,前田に先を行かれるんだよ!なんて私は思っていたんである。今日の試合では,優勝後のイベントで疲れ切っているはずなのに,彼らのボールコンタクトの技術は一級品だった。この試合だけを見ている限りにおいて,田中,工藤はセリエAのストライカーのようであった。
 

* * *

警視庁がたくらむ『2ちゃんねる撲滅作戦』』という記事をみた。「たくらむ」という表現が言外に警察権力への記者の批判が込められているけれども,私なんかは「いままでどうして潰さなかったのか」とずっと思っていたクチである。

2ちゃんねるは「犯罪の温床」である。犯罪予告が書き込まれるなんてしょっちゅうだし,おそらくはほとんどバカが思い付きで書き込んだに違いないにせよ,秋葉原事件のような例もあり警察としては動かないわけにはいかない。警察のマンパワーの無駄遣いにもなる。2ちゃんねるのような,社会に認知されたサイトなのに,匿名による書き込みの管理をまったくしない,無責任な掲示板はこうなる。当然である。国家権力を発動して潰してしまえばよい。

札幌にある2ちゃんねるのサーバルームを家宅捜索したのは,道警ではなく警視庁だったそうである。となると,まず間違いなく,犯罪が行われているのを放置した行為みたいな罪状で立件されて,管理者は逮捕されサイトは閉鎖になるだろう。サイト管理者には適切に運用されているかを管理する義務がある。YouTube などあれほど使い倒されているのにアップされた動画をきちんとチェックして,不適切なものは削除する等の処置をしている。2ちゃんねる「弾圧」については,私は桜田門を支持します。国家権力を発動してこの無責任なネットのゴミダメを潰してしまえ。いや。『週間朝日』の記事だから,眉に唾つけたほうがよさそうである。

柏レイソル J1 優勝

柏レイソルが浦和レッズとの最終戦を制し,J1 初優勝を果たした。NHK が放映してくれました。やりました。やっぱりワグネルが先制点を決め,これまで得点のなかった選手が追加点を上げ,底上げチームらしい守備力で守り切っての優勝。真っ赤に染まった埼玉スタジアム 2002 のアウェイの最終節で決めたこの優勝は,感無量である。さすがにアウェイでの優勝だったので,日立の社長が出て来ることは適わなかったんだけど,それも見たかったものである。

浦和は,フィジカルの弱い山田直がスタメンでワントップに入った。これで勝てると考えるところが私には疑問だった。これじゃゼロトップじゃねえか。FW,MF,DF というポジションがゲーム戦略上どうして存在するのかという基本スタンスがここにはない。このためか,柏のダブル・ボランチに簡単にチャンスを摘み取られて前線にフィードされ,とくに前半ではまったくボールが収まらなかった。その結果,受けに回った浦和は,守備力のヘボさがここでも象徴的に出てしまった。柏木,梅崎,山田直,原口,坪井,鈴木など元・現日本代表を多数揃えながら勝てない浦和。思うに,球際に弱く守備の意識が低いのが,あの弱さの決定的な要因である。熱狂的なサポーターが 5 万超収容のスタジアムを埋め尽くす,世界でも稀な好環境にあるにもかかわらず,この体たらく。そして守備力の高い柏にボコされるなんてのをみるにつけ,まるで満員の甲子園で貧打の中日ドラゴンズに押さえ込まれる阪神タイガースを見るようで — いつもの真逆で — 哀しくも痛快であった。

柏の右サイドバック・酒井選手と浦和の左サイド・原口選手の日本代表二人の 1 対 1 の競り合いが私の個人的な見所だった。酒井は柏の躍進とともに急成長したサイドバック。今日も原口に決定的な仕事をさせなかった。守備と攻撃のバランスからいうと,私は A 代表の内田選手よりも酒井選手のほうが上であると思う。日本代表の将来を考えるとセンターバックをさせても充分機能すると思われるくらい,フィジカルもあり守備意識も高い。ブラジルのトップ・チームであるサントスからもオファーが来ているそうで,若いうちにさらに進化が期待できる。

柏は,昨年 J2 に落ちてから体制を整え,今年 J1 昇格していきなりの優勝。サッカーというものが守備を基本に試合を組立てるべきチームスポーツであることをまざまざと見せつけてくれる本当によいチームだった。今日の浦和戦はその象徴。レイソルが J リーグに参画し,西野監督がビルドアップしたが,その後低迷し,ネルシーニョ監督が再生してくれた。ブラジル人監督にしては意外にも守備重視と後半に畳み掛ける戦術とで悲願のリーグ制覇をもたらした。あとは天皇杯でもこの堅固なサッカーで勝ち抜いてほしいと思う。いや,やった,やった!
 

追記

浦和レッズの悪口をさんざん書いたんだけど,これも熱狂的サポーターに支えられているレッズには優勝争いをきちんとしてほしいからこそなのである。この試合後のレイソル優勝表彰式を見守ったあと,レッズサポーターはクラブのフロントを批判し夜 10 時まで座り込みを行ったという。こんな熱心なサポーターに後押しされているのに,ホント,命がけでやれというのである。

浦和は守備意識を高めれば必ず強いチームになる。いま堀さんが即製監督になっているが,「やらされ感」が漂っている。やっぱり,戦術に長けポリシーの一貫した外国人監督を招くべきである。サッカーの監督はサッカーがうまい人より頭のよい人が向いている。日本人監督は,たいてい自身が優れたサッカー選手だった体育会系であって,理よりも体が先に動いてしまうタイプが多く,ピッチの上からの俯瞰する視点ではなくピッチの中のプレーヤの視点で見るタイプが多く,要するに頭が悪い。監督は外国から連れて来るべし。「優秀だった」プレーヤ上がりではなく,冷徹な「経営者」を連れて来るべきである。それが世界のサッカー監督のトレンドでもある。

さてさてさて

維新の会が下馬評通り圧勝しましたね。投票率も 6 割を超えたらしい。金儲けしか頭にない(大阪に住んでいた私の勝手な偏見)ノンポリの大阪にしては珍しい。私の故郷・大阪がこれから元気になってくれるといいんだけど。幕末の薩長のように,地域独自の経済政策・行政改革で「おもろい地方自治」を見せてほしいものである。サッカー五輪予選の試合直前,19 時過ぎに NHK BS ニュースを見たら,まだ開票前なのに NHK 出口調査結果で橋下さんの当選確実が報じられていた。平松さんこれまでご苦労様でしたと笑うしかなかった。

橋下さんは府・市の行政組織(要は九時五時の地方公務員)と険悪な対立関係にある。勝負はこれから。既得権益に守られた行政組織に対して血も涙もない首長・議会の権力というものを,一度私は見てみたいものである。ハシズムに期待。霞ヶ関と,ヤクザ以上に汚いマスコミとに足を掬われないことを祈ります。
 

* * *

サッカー五輪予選。日本が勝ちましたね。シリアは意外とパス回しもうまいし,10 番もキレキレで確かに手強かった。どちらのホームなのかと思うこともしばしば。おまけに日本代表は,後半,運にも審判にも見放されたようだった。「こりゃチョーまずい雰囲気」とハラハラして見ていたんだけど,若い代表チームはメンタルの強いところを見せつけてくれました。5 番の左サイドバック(と 16 番のボランチ)がどうしようもなくヘボだなあと思っていたのに,最後の最後で決定的な仕事をしてくれました。左サイドの大津選手が右のファーサイドから走り込んでヘッドでゴールを上げるなんて,ゴールへの執念・嗅覚の鋭さで唸らせてくれました。

これで 2 位に 3 点差をつけて後半戦を迎えることができる。1 勝 1 分以上で 1 位が確定する。今日の 1 位争いでの 1 勝はホント大きい。おまけにシリアの DF にイエローカードを 2 枚握らせたので,年明け 2 月のアウェイでのシリア戦では相手 DF との競り合いで有利になりそうである。

さてさて

柏レイソル VS セレッソ大阪の試合を NHK-BS1 で観戦。終盤レイソルは,水野選手(かつては日本代表として期待されたのに,いまやレギュラーですらないのは何でだ?)が右サイドに入って活性化し,同点に追付いてから圧倒的に試合を支配したのに,どうもフォワードがいまいちで決めきれず。柏フォワードの林・田中選手,途中出場なのにゴール前でボーっと突っ立っているばかりで,まったく動きが悪い。結局,1-1 ドローで J1 優勝争いは最終節に持ち越された。レイソル,ホームで勝っておかなけりゃ最終節での優勝はきついぞ。ま,今日のようにドミンゲスとワグネルがなんとかしてくれるさ。柏は,残念ながら,ここぞというときの外国人頼みなんである。優勝してくれよ!
 

* * *

出版社に勤務する妻が,いま担当している編集作業で,新字体を旧字体に変えないといけないという。俳句・短歌の世界ではいまだに旧仮名遣いが主流だけど,旧字体にこだわる人は少なくなっているようである。

そこで「オレのツール使えよ」と misima の ID とパスワードを教えてやった。趣味で拵えたこのツールは,新字体・新仮名遣いテキストを旧字体・旧仮名遣いのそれに機械変換するもので,いまは基本的に自分のためだけのものであり,私は基本的に使わないので,要するにいまは誰も使っていない。妻の実務で役に立つなら,それこそ意味があったというべきである。

妻は俳句・短歌の本を担当している。原稿はたいてい手書きであって,電子データによる入稿なんてほとんどないようだ。だから私のツールを使うにも,著者からの電子データを期待できず,自分で入力して文字を確認するだけの用途になる。電子入稿の場合は,計算機で文言の統一や文章の校正ができるし,組版スピードもおそらくケタ違いにアップでき,出版経費を落とすことができる。私が LaTeX 本の出版をお手伝いしたとき,訂正稿 LaTeX ファイルをメール送付したら,すぐさま出版社から,イメージセッタに掛けられるトンボ付版下 PDF が確認用に送付されて来て,それを見た妻はびっくりしていた。私なら電子入稿と紙入稿とで著者への支払いに大いなる差別をつけてやるんだけど,この出版社のように短歌・俳句の場合じゃそうもいかないようである。
 

* * *

朱川湊人の小説を二冊読む。『わくらば追慕抄』(角川書店,2011 年)と『本日,サービスデー』(光文社,2011 年)。ほぼ一年ぶりの朱川読み。残念ながら,最初に読んだ『かたみ歌』,『わくらば日記』ほどのインパクトはなかった。でも,『本日,サービスデー』のコミカルで心温まる物語は,いつ読んでも退屈しない部類に入る。
 

わくらば追慕抄 (角川文庫)
朱川 湊人
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-09-23)
* * *

明日 27 日は大阪府知事・大阪市長ダブル選挙,サッカー W 杯アジア予選ホーム・シリア戦がある。『Yahoo! みんなの政治』の大阪都構想への賛否に関するインターネット投票結果(11.26 17 時ころ)をみると,賛成が他を圧倒している。
 

20111126-osakato-bote.png
 

回答者の都道府県がわかっているのなら,大阪府の回答だけによる集計結果も提示すべきではなかろうか,という気がする。そういう集計上の不満は措くとして,この結果が選挙を占う根拠となるなら,橋下さんの維新の会の圧勝ということになる。もちろん,ネット住民には大いなる偏向があるので,選挙結果と見比べてみたいという思いの方が私には強いんだけど。

それにしても,この投票者の内訳は面白い。支持政党に関して,無党派層が半数以上であり,日本の政党のだらしなさが否応なく読みとれてしまう。日本の政党がいったい誰の利害や思想を代表しているのかまったくわからないのである。また,「正社員」という職業分けには笑ってしまう。「正社員」+「派遣・契約社員」がいわゆる一般の会社員・サラリーマンとすると 36% であり,「会社役員・経営者」+「自営業・自由業」の 34% とほぼ同じ。この数字は果たして日本の社会構造を反映しているのだろうか? 「10 代」の回答者が 0 なのに,「無職」+「その他」が 17% もいる。「自営業・自由業」なんてのも「自称」が多そうであって,そのじつ「無職」に近いのではと私なんかは思ってしまう(それくらい 18% という数値は大き過ぎるように思われるんである)。なんかいびつな回答者層という感じである。ここにも「ネット住民の大いなる偏向」が現われているように思われる。

さて,選挙結果やいかに。ま,都道府県中で幸福度も,子供の学力も最低の大阪。生活保護者数最多の大阪。なのに,「いまの大阪を壊していいのか」なんてホント暢気なことを言っている現職・平松さんが仮に当選するとなると,私なんかには「世も末」に思われる。一方,橋下さんは「独裁者」と言われ,彼のやり方はファシズムに掛けて「ハシズム」などと揶揄されている。地方自治の独裁なんてなんぼのもんじゃ。警察・軍事権力と結びつかない独裁なら大いに結構である。私は公務員に厳しい政治家が好きである。何でも民営化したがる政治家が好きである。

ホークス日本シリーズ制覇

福岡ソフトバンク・ホークスが中日ドラゴンズとの日本シリーズ対戦で 8 年ぶりに日本プロ野球の頂点に輝いた。ホークス・ファンの皆様おめでとうございます。第 7 戦までもつれ込んだ今シリーズは,中日 2 連勝のあとソフトバンクが 3 連勝と,波のある闘いだったけれども,投打のバランスに秀でた後者が最終勝者となった。中日,相変わらず打てませんでしたなー。それでも,守り勝つ素晴らしいチームであるところを,日本シリーズでも見せつけてくれました。落合監督,渋い(中日といえば落合さんしか話題に上がらないところが,中日ドラゴンズの最大の不幸。落合さんのいない来年がどうなるのか,ホント楽しみである)。

それにしても。ここ最近のポスト・シーズンの盛り上がりの欠け様はいったい何なんだろうか。ジャイアンツやタイガースが出て来ないとダメなんだろうか。テレビの視聴率は過去最低ではなろうか。もちろん中部地方,北九州地方では大いに視聴率を稼いだんだろうけど,関東では 10% 程度ではなかったかと思う。ヘボなテレビドラマに負けててどうする。かつては日本シリーズならば平均視聴率 30% は当たり前だったのではないか。あの馬鹿馬鹿しい時間差中継で白けさせられた女子バレー・ワールドカップ中継よりも低視聴率だったのではないか。シリーズ中なのに巨人のアホみたいな内輪揉めのほうが注目度が高かった(「清武」って文字をみてサッカー日本代表をまずは思い浮かべてしまった私には,この笑劇が「ごく当然の成り行きで」元巨人球団代表・清武氏のクビで幕を閉じたのがまったく大笑いなんである。「コンプライアンス」も何も — ナベツネ会長が球団人事に口出しすることのどこにコンプライアンス上の問題があるのか私にはサッパリわからない —,企業の内情を記者会見で暴露するなんて,そもそも「会社のしくみ」というものが,ヘンな正義感の強い元新聞記者の清武氏には,どうやらわからなかったようである。この人,サラリーマンなのに誰にメシを喰わしてもらっていると思っていたんだろうか?)なんて,日本野球はスポーツというより芸能にどうも近い。

でも,この事態は感覚的に充分納得出来る。プロ野球の日本シリーズは出場チームのファン以外は少し冷めた感じで遠巻きにみているようなところがある。それに対し,サッカーやバレーの試合は,基本的に国際試合ばかりが放映され,何といってもナショナリズムを掻立ててくれるので,テレビ観戦に力も熱も入る。野球はサッカー,ラグビーなどと比べるとどうしようもなくダラダラしていて,サッカーのしびれる国際試合を見せつけられたあとでは,プロ野球選手が何故に J リーガー,なでしこリーガーの何十倍,何百倍もの高給を取っているのか,日本という国の不条理にクラクラしてしまうわけである。5 万人もの観客が応援に来ているってなかで目に入って来る阪神タイガースの「また明日があるさ」的ノホホンで,しょっちゅう怒り心頭に発している私なんかは,とくにそうなのである。

ま,国際試合で観客の関心を掻立てることのできないいまのプロ野球界のガラパゴス体質が続く限り,TPP が日本経済にもたらす影響と同じように,そのうちプロ野球の「既得権益」はサッカーに奪われて行くと私は思っている。毎年日米韓で真の「ワールド・シリーズ」を企画してほしいものである。国際的に弱いスポーツは国民の関心を失って行く — 日本のスポーツ界にもこういう TPP 現象が来ることを私は強く望んでいる。

W 杯第三次予選突破

サッカー男子日本代表がブラジル W 杯アジア第三次予選突破を果たしました。私は残業でテレビ観戦できなかったのだが,仕事の合間に携帯 Web でニュースをチェックしていた。どうもなかなか得点できない様子にヤキモキ。前半 3x 分になんと DF 今野選手の初ゴールで先制! 後半に入ると岡崎選手の追加点。おお,アウェイで,ピッチも酷いと聞いていたけど,着実に試合を運んでいる。その調子じゃ。駒野・今野両選手がタジキスタン戦で代表初ゴールを決めたとなりゃ,よし,次はキーパー川島選手の代表初ゴールなるか!と期待。残念ながらそれはなりませんでしたが,日本は結局 4 得点をあげかつ無失点で勝利しました。帰宅してから録画ビデオで観ましたけど,清武選手が絡んで岡崎選手が決めた 4 点目のゴールは,流れるようなパス回しでこれぞナショナルチームと思わせる素晴らしいシーンであった。

次は北朝鮮だ! あの非常識全体主義国家の悪寒と吐気を催す均一的雰囲気のなかで,日本代表のプレーが観られる。平壌の夜空に君が代が流れるのだ。喜び組も観られるか? 今日で最終予選進出を決めたので,「負けられない緊張感と気迫」は無理にしても,日本代表の素晴らしいプレーと,北朝鮮代表をコテンパンに叩きのめす姿とを,われわれのみならず,北朝鮮国民と横山めぐみさんにもぜひ見せつけてほしいものである。15 日がホント楽しみである。讀賣巨人・球団オフィスの上層部の内輪揉め — くだらない「内部統制」茶番劇 — をスポルトで見せつけられるにつけても,これからはサッカーが日本の国民的スポーツになるからどうぞご勝手に,と思うばかりでありました。
 

P.S.

北朝鮮戦でも中村憲剛選手がトップ下で先発するだろう。北朝鮮代表には川崎フロンターレの彼の元僚友チョン・テセがいる。どちらが勝利しても試合後に二人が肩を抱いて健闘を讃え合う姿を北朝鮮国民に見せてほしいものである。私はスポーツの国際試合に関しては超国家主義者になってしまうのだけれども,また拉致問題と核開発・ミサイル問題においてにっくき敵・北朝鮮国家なのだけれども,スポーツというウラのない勝負では対戦相手がお互いをリスペクトするというスポーツマンシップを,北朝鮮との間であっても共有したいものである。

ソフトバンク日本シリーズ進出

ソフトバンク・ホークスがいましがたパ・リーグ CS ファイナル・ステージを制覇したところ。いや,痺れる試合でした。TOKYO-MX で観ていたんである。西武 1 点リードの延長 10 回裏,ツーアウト・ランナー二塁,長谷川選手がきわどい 5 球目を選んだあと右中間のツーベース・ヒットを放って,ソフトバンクは土壇場で同点に追い付いた。長谷川選手は 2,3 球目をヘボなスイングで空振りしていたので,こりゃアカンわと思わせたが,あの 5 球目のボールを見極めたところで,私は唸らさせられた。こいつ,新井くんの半分以下の年俸なのに,新井くんより肚が坐っている。好投していた涌井投手が不憫だった。一球の失投で投手が悔しさに泣き崩れてしまうこのドラマは,阪神タイガースの選手に見せてやりたかった。12 回表が終わり,この時点でソフトバンクの優勝は確定していたのに,12 回裏をプレーするのが不思議でならなかったんだけど,西武・ルーキー牧田投手は無失点で終わらせようと最後の意地を見せていた。これも隠れた見所のひとつだったと思う。今日のヒーローはもちろん同点打,サヨナラ打を放った長谷川選手なんだろうけど,10 回表に先制されたあとの絶体絶命のピンチに追加点を許さなかったリリーフ森福投手こそが賞讃に値すると私は思う。投手戦というのはホント痺れる。

ソフトバンクの孫オーナーも胴上げされていた。こういう光景がソフトバンクの社員を奮い立たせるんだと羨ましくなった。ホークスはソフトバンクという IT 系成長企業に買収されて,むちゃくちゃ強くなった。ところで,横浜ベイスターズも先日,IT 系企業 DeNA による買収が決定した。このベイスターズ買収劇では,楽天が「DeNA は実質的出会い系企業でありその参入は球界の品位を落とす」などとお笑い草を述べ立てて強硬に反対したらしい。じつはこれ,ただただ,弱いなりにも神奈川県民に愛されている首都圏セ・リーグ球団を同業他社(IT 企業という意味で)に持って行かれた「やっかみ」に違いない。新顔の楽天が紳士クラブでなに威張っていやがるのか。横浜ベイスターズは,現戦力でも得点力には優れた球団で,投手力向上と選手のメンタル管理(なにせ「負け馴れ」している集団だから執念がない)とを果たせば,充分に優勝を狙える。この点が楽天ゴールデン・イーグルス(ついゴールデン・ボールズと言ってしまうのだが)との大きな違いである。

モバゲーで稼いでいる IT 企業 DeNA は,現横浜オーナー TBS のような斜陽企業とは異なる。テレビの視聴率が年々低下する上に年寄りが多くなって,テレビ業界は先行きに明るさがない。若者は,わざとらしさ満載の通販,おばさまたちのための韓流ドラマ(工場海外移転による産業空洞化ならぬ,テレビ業界の経費節減のためのコンテンツ空洞化の象徴的現象。自分で優れたドラマを作るより,韓国から輸入したほうが安くあがりかつ視聴率が取れるんである。チャン・グンソクに勝てない高岡蒼甫が吼えるのも宜なるかな。それでフジテレビが「売国奴」ってか? ん? 「伝統番組」? ガキみたいな負け惜しみ。ワロタ),芸能ならぬ低能バラエティ,脚色どぎついニュースばかりの,面白くないテレビ番組に心底飽き飽きして,スマホのモバゲーやインターネット動画・言論ブログサイトに集まっている。横浜買収はまさにこの構造の象徴である。DeNA は,球団オーナー紳士クラブに入りたいだけだった TBS と違い,元気な成長企業として,ベイスターズが勝つことに拘るはずである。ソフトバンクのように戦力拡充の投資をするはずである。ベイスターズは来年は難しいとしても数年で優勝争いをするくらい強いチームになる,と私は確信している。あれ,ソフトバンク優勝はどこへ行った?

Moon Calendar

Profile

ISAO YASUDA。システムエンジニア。神奈川県在住。昭和 30 年代を懐かしむオヤジ。ロシアに興味があります。
[more], [About our site]

Notice

この文書はフィクションであり,実在する個人,団体等とは一切関係ありません。

R-18 指定サイトです。そのうち「18 歳以上ですか」の認証を入れる予定です。

文書の記述内容は無保証です。不適切な表現があればコメントにてご指摘ください。

コメント,トラックバックは,現在,運用を停止しています。ご意見等ありましたら isao@yasuda.homeip.net 宛電子メールにてお願いします。

Links

Entries

About this archive

All Entries of Category sports

Previous: slavonic

Next: 夢ノ中ノ日常

Recent Entries in Main Index.
All Entries in Archive Index.

May 2012

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
Powered by Movable Type 5.12 Powered by FreeBSD 8.2-RELEASE
blog counter